Organic

Coconut

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オーガニック ココナッツ商品

私たちの食品事業はオーガニックココナッツミルクの輸出販売から始まりました。そうした経緯から今日に至ってもなおオーガニックココナッツ関係の商品は私たちの中心的役割を担っています。ココナッツは赤道を中心にしたココナッツベルトと言われる地域で主に産出され、食材としてはもちろん様々な用途に利用されて来ました。古くからココナッツを取り巻く産業は東南アジアそしてタイの重要な産業ではありましたが、近代化と共に効率を追求する弊害も招いています。特に近年は工業化が進んだ東南アジアですが、それに逆行する形でオーガニックココナッツを材料とした様々な商品開発に私たちは取り組んでいます。

オーガニック ココナッツミルク

ココナッツミルクはココナッツの胚乳を絞り出した白い液体です。つまり完全な植物性のもので、動物性の牛乳とは全く違うものです。ココナッツの胚乳を絞り出したココナッツミルクは脂肪分が高く、栄養価が高いのが特徴で、熱帯地域では料理を作るのに欠かせない存在です。ココナッツミルクは味わいにコクを出す目的で使用されることが多く、それは欧米食におけるミルクやチーズのようなものであり、日本食に例えると「だし」のような存在なのです。
現在、ココナッツミルクはその脂肪分の含有量によって大きく3つに分けられています。それぞれ「ココナッツミルク」「ココナッツクリーム」「ライトココナッツミルク」と呼び分けるのが一般的です。もちろん脂肪分の高いものほど濃厚な味となり、価格も高くなります。ココナッツミルクは水分を混ぜることで脂肪分を調整しますので、脂肪分が低ければ低いほど安価になるわけです。
ココナッツミルクは料理にもデザートにもたくさんのレシピがあります。ただ、オリジナルのココナッツミルクは脂肪分が高いのでそのまま飲料にすることは困難です。例えば、水やヨーグルトを混ぜたりすることでココナッツミルクドリンクとしたり、フルーツや氷と混ぜてスムージーにすることで飲料としても楽しめます。
ココナッツミルクは牛乳の代わりに使用することができますので、昨今多くなっている乳製品アレルギーの方や牛乳嫌いの方にはココナッツミルクは全ての面でおすすめのスーパーミルクだと言えるでしょう。

オーガニック ココナッツミルク(脂肪分17%~19%)
通常ココナッツミルクと言えばこの脂肪分17%~19%のものを指します。世界中で最も売れている標準脂肪分規格で、カレーやタイ料理などのお料理、スイーツなどにも最も使いやすいタイプです。
オーガニック ココナッツクリーム(脂肪分20%~22%)
スイーツやルーなどを作る時などに濃厚なタイプをお好みの方におすすめします。
オーガニック ライトココナッツミルク(脂肪分5%~7%)
水などで希釈していますので価格も安く、水を加えずに作るスープメニューなどにご使用の際などにオススメです。このタイプは水分が多くほとんど水を運ぶことになるので物流コスト面から実際にはあまり流通していません。

注)ちなみに私たちのココナッツミルクはペットボトルなどで販売されている飲料用に加工された「ココナッツミルク風飲料」とは違うものです。

オーガニック バージンココナッツオイル

中鎖脂肪酸を60%以上含む低温圧搾のバージンオイルです。
ココナッツオイルには製法が色々有るのですが、常温=低温で圧搾する方法をバージンオイルと呼んでいます。圧搾そのものは熱を加えないのですが、中にはそれ以前のコプラの乾燥に熱風やストーブなどを使用する場合があります。それでも圧搾時に常温であればバージンオイルと呼称されていることが散見されますのでご留意ください。
私たちのココナッツオイルはフレッシュなココナッツの胚乳からオイルだけを取り出す分離方法を採用しています。この方法を取ることで不純物の混入が少なく、透明なオイルとなり、焦げたような匂いがしないという特徴があります。ちなみにココナッツの実は何度も圧搾することでオイルを採取することができますが、私たちは一番搾りのみをオーガニック エキストラバージンココナッツオイルとして生産しています。これまでも私たちのオイルは日本で幅広く販売され皆様にご愛顧頂いております。

MCT(中鎖脂肪酸)オイル

MCTとは中鎖脂肪酸の英語名をイニシャル化した呼称です。カプリン酸、カプリル酸の2つをメインに精製して抽出したオイルの総合的な呼び方となります。
MCTオイルはケトン体形成に必要な中鎖脂肪酸のオイルですので、比較的容易に中鎖脂肪酸を摂取できることから今後の高い需要が見込まれています。ただ、あくまでも精製したオイルですので、オーガニックオイルではありません。
MCTオイルは飽和脂肪酸を材料としていますが、珍しいことに完全な植物由来のオイルであり、中鎖脂肪酸でほとんどが構成されているのですが低温で凝固することがありません。しかし熱に弱く、高熱では組成が壊れてしまいます。ですのでそのままサラダにかけたり、コーヒーなどに入れたりという使用方法をお勧めします。味わいはほぼ無味無臭です。
MCTオイルはココナッツからもパーム椰子からも採取できます。どちらから取ったとしても精製後の製品は同じものとなります。
私たちはオーガニックバージンココナッツオイルを生産しておりますので、ココナッツオイルを圧搾した後の材料を利用する形でMCTオイルを生産しています。

オーガニック ココナッツウォーター

オーガニックココナッツの実の中に詰まっているのがオーガニックココナッツウォーターです。ココナッツは中のココナッツウォーターを養分として果肉を成長させていくので、成熟したココナッツからはフレッシュなココナッツウォーターは採取できません。さらにはココナッツウォーターを取ればココナッツミルクはあまり取れなくなるということになります。
ココナッツウォーターは天然のスポーツドリンクと言っても過言ではない栄養素を含んでいます。特に汗と共に体から失われていくミネラルを補給する目的としては最高のドリンクでしょう。

オーガニック ココナッツシュガー

最近よく話題になるのですが、GI値というのものをご存知でしょうか?グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、その食品が体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードを計った値のことです。ブドウ糖を摂取した時の血糖値上昇率を100として相対的に表される数値なのですが、このGI値が低ければ低いほど血糖値の上昇が遅くなり、インシュリンの分泌が抑えられると研究結果が出ています。そういった意味ではココナッツシュガーはGI値が約35という非常に低いGI値を示しているシュガーですので血糖値が気になる方には非常に有益な糖分だと言えそうです。
オーガニックココナッツシュガーはココナッツの花、つまり花序液の水分を飛ばして生産されています。簡単に言うと花の蜜ですので、蜂蜜のようなものかも知れません。ただ採取したココナッツの花序液は固まってしまうと石のようになってしまいます。そこでその花序液が固まる前に水分を飛ばして粒状にするとちょうどコーヒーシュガーのようなサラサラな仕上がりとなります。
ココナッツシュガーの味わいは懐かしい黒糖のような感じで、コーヒーや紅茶、スイーツなどはもちろんお料理にも合います。年々直接的な砂糖の消費量は減少していますが、化学甘味料の販売量は伸びています。私たちは化学甘味料よりは白砂糖を、白砂糖よりはココナッツシュガーをご使用になられることをおすすめしています。
ココナッツシュガーは水分を飛ばす作業で蜜が固まって結晶のように黒い粒が混じることがあります。蜜の結晶はココナッツシュガーをコーヒーなどに入れると底に沈殿していたりして黒い石かとよく勘違いされますが、花序液の固まりですので害になるものではありません。

オーガニック デシケーテッドココナッツ

ココナッツの実からココナッツミルクやココナッツオイルなどを採取した後、白いフレーク状にココナッツの実を粉砕したものがデシケーテッドココナッツです。ご年配の方には懐かしいかも知れませんが、ココナッツビスケットやココナッツサブレなどにまぶされている白いパン粉のようなものと言えばお解りかも知れません。お菓子の材料のイメージが強いデシケーテッドココナッツですが、最近欧米ではフライに使うパン粉の代用品として注目されています。パン粉は小麦から作られているので大量のグルテンを含んでいます。グルテンアレルギーが近年増えている現代、デシケーテッドココナッツはそういった意味でも使用量が伸びているのです。

オーガニック ココナッツミルクパウダー

ココナッツミルクを噴霧乾燥させたものがココナッツミルクパウダーです。赤ちゃん用の粉ミルクのようなものだと考えれば非常に解りやすいかと思います。風味や味、栄養素などは当然本物のココナッツミルクには到底及びません。しかしながら保存に便利な事、軽いので持ち運びやすいところが利点です。ココナッツミルクパウダーはココナッツミルクの代わりに加工食品やお菓子などの材料として使用されることが多くなっています。安価で味の調整がしやすいところが気に入られることが多いようです。

オーガニック ココナッツフラワー(ココナッツ粉)

ココナッツの実からココナッツミルクやココナッツオイルなどを採取した後にその実を粉末状にしたものがココナッツフラワー(ココナッツ粉)です。
これも現在非常に注目されているのがグルテンを含まない食品である事です。欧米ではココナッツフラワーを使用したパンなども一般的になりつつあり、小麦の代用品としての地位を確立しつつあります。

ナッツ ビア

ココナッツは捨てるところがないと言われるほどの有用な農産物です。しかしながらそれぞれの商品で相反する採取相関関係が存在しているのはご存知でしょうか?

例えばココナッツシュガーはいわゆる花の蜜から作られます。その際に花序(ココナッツの花弁)を切ってしまうのでその後に実が成りにくくなります。ココナッツウォーターもココナッツミルクもココナッツの実を材料としていますので、ココナッツシュガーを作るとそれらはほとんど作れなくなってしまいます。

またココナッツウォーターはほとんどの場合まだグリーンのヤングココナッツから採取しますので、ココナッツウォーターを取るココナッツの実はまだ成長していないのです。実際にはココナッツにも種類があって、それぞれに合った「種」が存在しますが、まだ成長していないココナッツの実は果肉が少なく、ココナッツミルクはそれほどには取れないのです。また、ココナッツミルクは胚乳の搾汁液ですが、果肉の中に含有されている脂肪分がココナッツオイルになります。

つまり、ココナッツオイルを取ればココナッツミルクは脂肪分がなくなってしまって本来の商品とはならなくなります。逆にココナッツミルクを優先すればココナッツオイルは取れないのです。

ココナッツは原料として使用される場合、何かを作れば他の何かが作れなくなるということになるのです。興味深い話ですね。