Social Service & Volunteer

私たちなりの社会奉仕活動
~ Social service in our style ~

ここタイは仏教国で国民のほとんどが敬虔な仏教徒です。タイの人たちは幼少の頃よりお布施や寄進などの徳を積み、自分以外の森羅万象に尽くすことが自身への転生となるという理念を持っています。しかしそんな社会にも近代経済が入り込み、長い月日が流れてしまいました。

現代の私たちは正直なところ、営利目的で毎日仕事をしています。弊社の社員たちも決してそれを否定して仕事をすることは出来ません。でもある日、私たちは営利目的だけで社員たちの仕事へのモチベーションを高めるには限界が有ると言う事に気がつきました。そして、その気持ちから産まれたのが私たちの社会奉仕活動なのです。

当たり前の話になりますが、人は一人では生きて行けません。すなわち人間とは社会に関わりたい生き物なのです。それは日本でもタイでも私たちは同じだと考えています。そしてそういった積極的に社会に関わる社会奉仕活動は、弊社のタイ人社員たちの「やる気」を引き出す最高のステージでもあります。

ビジネスは利益追求であり、常に厳しい環境下で行われています。そして時には誰しも自分自身の存在そのものが判らなくなって不安になります。そう、生きて行く事それ自体がそういう事なのかも知れません。そんな時でも社会奉仕活動を通じて自分自身が社会に役立つ喜びを感じることができれば、孤独感や疎外感から私たちの心は解放されるのです。

そうは言っても、自分自身が幸せでそして強くなければ決して他人に優しくなれるものではありません。だからその為に私たちはまず第一に私たち自身がビジネスで成功を収めなければならないと考えています。そしてその先に「他人に優しく社会に役立つ存在」と言うゴールが有るのだと信じ「私たちなりの社会奉仕活動」を行って行きたいと考えています。

UNHCR The UN Refugee Agency

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所タイ支部)への協賛

  • UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は国連の関連組織です。

    当地タイのUNHCRタイ支部では以前よりミャンマーから国境を逃れてきた難民を支援しています。

    現在タイには10万人を超えるミャンマーからの難民が国境地域に住んでおり、過酷なキャンプ生活を余儀なくされています。そこには食料も無く、子供達も満足な教育を受けられていません。

  • UNHCR The UN Refugee Agency THAILAND BORDER

    私たち Dynaworth International Co.,Ltd. は企業協賛として、国境の難民の皆さんへの食糧並びに衣料品支援をUNHCRを通じて行っています。

ナコーンラチャシマー県の小学校支援活動

私たちの出来る事は小さな事ばかりです。「でも何かを始めたい。」という気持ちで偶然巡り合った、タイ東北部に有るナコーンラチャシマー県のバーンホアイナムケム小学校を支援して行こうと考えました。ボランティア活動が初めての私たちは「何をすれば喜んでもらえるのか?」と色々と考えたものです。しかしその答えは小学校の先生たちから具体的な形で毎回頂く事が出来るようになりました。

2014年、まず私たちはパソコンやぬいぐるみ、文房具、水筒などを寄贈しました。また優秀な児童へは奨学金を渡しました。そしてその際に小さくてもいいので、図書館が必要だと知りました。今、私たちが建てた図書館は児童たちが本を読む大切な情操教育の場所となりました。

2015年に訪れた際、小学校には水道設備がきちんと出来ていないことを知った私たちは水道を整備し、児童たちの水飲み場や手洗い場を作りました。出来上がって小学校を訪問した際には児童たちが私たちを歓迎してくれ、一生懸命練習したタイ古典舞踊を踊ってくれました。

そして2016年、私たちは児童たちが雨の日にも濡れずに集まる事が出来る講堂を建てる事になりました。初めて見た時まだ小さかった児童たちが大きくなっていく。時間経過とともに少しづつ整っていく小学校と大きくなった児童たちの姿を見る事が私たちにやりがいを与えてくれています。

私たちはこう言った支援が「お金を払って終わり。」ではいけないと考えてきました。だから児童たちと心が繋げられるように、定点支援というやり方でこのバーンホアイナムケム小学校をずっとこれからも見守り続けることにしています。そしていつの日かこの小学校で巡り合った児童の何人かが私たちの会社に新しいスタッフとして入ってきてくれるかも知れない。そんな事を夢に見ています。

パヤタイ孤児院慰問

私たちは偶然バンコク近郊のバーンパヤタイ孤児院の存在を知りました。

そこでは産まれたまま親に捨てられた子供達が400人以上も暮らしています。無防備な日常と望まぬ妊娠。その後の生活苦を嫌がり赤ん坊のまま捨てられてしまった乳幼児達がたくさんいる現実にただ驚くばかりです。

パヤタイ孤児院はそう言った子供達を保護し、集団生活をさせています。しかし後から後から続く新しい赤ん坊の入所は止まることを知りません。私たちはこう言ったセーフティーネットの存在を知り、ミルクやヨーグルト、お菓子などの持参慰問を行っています。400人も居るとなるとお菓子を買ってくるだけでも大変です。

パヤタイ孤児院は私たちの会社から1時間半程で行ける場所に有ります。私たちは出来る限り時間を作って彼らに会いに行く様にしています。もちろんお菓子をたくさん抱えて。